宮下奈都のおすすめ作品(本)3選!夫と離婚の噂と天然過ぎる性格

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ということを再認識してほしいと心から願います。

少し大げさだと言われればそれまでですが、外村を基軸に人が支え合っていくことの素晴らしさをメッセージとして伝えてくれている。

そのように筆者は感じていますし、非常におすすめしたい一作です。

・スコーレNo.4

この「スコーレNo,4 」という作品は、宮下奈都先生の単書としてのデビュー作品です。

自由奔放で自信家の七葉と、七葉の姉ながら、何かと自身を持つことが出来ず七葉を羨ましく思う麻子がこの物語の中心…

実は、この姉妹は、二人姉妹ではなく3人姉妹だったことが後で明らかになります。

その妹の名は紗英。

それはスピンオフ短編集として2017年8月に発売された「つぼみ」という作品でも明らかにされていくのですが、あくまで本作では七葉と麻子が中心…

というより、長女・麻子の人生を基軸に丁寧に描いた成長物語という印象の作品ですね。

では、なぜ、先程から七葉が中心という言い方をしているのか…

それは麻子と真逆の性格であり、彼女自身が七葉にコンプレックスを抱きながら成長していく様が描かれているからです。

「何事にも自信が無く、何のために今を生きていけば良いのかすらもわからない。」

そういう子は意外と多いと思います。

また、自分らしさを見いだせず、苦悩している子も少なくありません。

まさに、麻子はそういう子供でした。

しかし、4つの時代(スコーレ=学校:小学校・中学校・高校・大学)を過ぎていく中で、彼女は自分らしさを見つけ輝きを手に入れます。

当然、そこに到達するまでには、彼女なりの苦悩や葛藤もたくさんありました。

そんな人間模様を丁寧に紡ぎ上げた珠玉の作品が、スコーレNo,4 なのです。

何かの目標を見失い、生きていく希望を見失う子もたくさんいらっしゃるかと思います。

特にそういう子は、この作品を読んで、麻子の心に共感してみてください。

きっと、次の道に進むヒントが隠されているかと思いますよ。

・緑の庭で寝ころんで

この作品は前述の2作品とは異なり、完全なるエッセイ本。

主な内容は、彼女の出身地である福井での生活や、北海道に渡り、大自然と戯れながら子育てした日々の生活をエッセイにまとめたというもの。

そして、この作品のおすすめしたいところは、宮下さん自身を主人公として切り取りしているわけではなく、彼女の子どもたちを中心に描いている点。

単純に母としての成長というよりも、子育てをしながら子どもたちがどのように成長していくのか…

その記録をエッセイにまとめているところが、実に微笑ましくて、特にお母さんたちには共感が得られる作品となっています。

完全なる日常の切り取りなので、小説とはまた異なり、実にほのぼのとして心をなごませてくれるエッセイ集…

だけど、そこから学べるものもたくさんあるはずです。

特に、子育てに疲れたお母さんたちは、一度手にとって読んでみてくださいね。

以上が、宮下奈都さんの3つのおすすめ作品です。

いずれも、作家・エッセイストとしての、宮下奈都さんの世界観が垣間見られる丁寧で優しい作品ばかり…

もちろん、人としてのあり方や生き方を考えさせる部分もあります。

だからこそ、何かに疲れ心が折れそうになってしまっている人ほど、彼女の作品を読んでほしいです。

実に独特な世界観なので、思わずクスッと笑ってしまう部分もありますが、楽しみながら、時にいろいろ考え読んでみてください。

きっと、彼女の作品を読み終わった後には、ちょっとした充実感と、新たな気づきが発見出来ることと思いますよ。

そして、さらに生きていく上で大切なパワーを得るためのきっかけに遭遇できると思います。

今後も、宮下さんは作家・エッセイストとして、多くの作品を手がけられていくはずです。

その作品達が、多くのファンたちの心を癒しながら、そっと背中を押してくれるようなすてきな作品として愛され続けていくことを願っています。

 

まとめ

本屋大賞も受賞した代表作「羊と鋼の森」が、映画化されることとなったことでも話題となっている作家・エッセイストの宮下奈都さん。

彼女の人物像を見ると、一見おっとりしながらも、かなりの天然系で、時折突拍子もない事を発言し周囲を驚かせてくれます。

そんな変わり者の宮下さんですが、自身の作品に関しては、実に丁寧に描き大切なことをちゃんと綴っておられます。

特に何かに悩み苦しんでいる人には、バイブルにもなるような教えが随所に散りばめられているので、一度、彼女の作品を読んでみてください。

今後も宮下ワールド全開で多くの作品を通じてファンをなごませてくれる素晴らしい作品を手がけてくれると期待しています。

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