メッシのアルゼンチン代表引退の理由原因はサポのバッシング?

サッカー

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2016年6月26日のコパ・アメリカ(南米選手権の大会)決勝で優勝を逃したアルゼンチン代表。

エースであるリオネル・メッシ選手は、強い批判の声と落胆の念により、代表引退の意を表しました。

しかし、2016年9月始めにはワールドカップ予選のウルグアイ戦とベネズエラ戦があります。

ベネズエラはともかく、ウルグアイは南米三強(ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ)の一つです。

その試合にリオネル・メッシ選手がいるのといないのとでは、戦力はもちろん、チームの戦意にも大きな影響が出てしまいます。

しかも、そのメンバー発表は刻々と時間が迫っているのです。

そのため、2016年8月には、アルゼンチン代表のエドガルド・バウサ監督は、南米のアルゼンチンから、地球の裏側のスぺインまで飛びました。

なんとしても、リオネル・メッシ選手の代表引退を翻意させねばならない。

監督の胸中は、察するにあまりあるものがありますね。

 

こうしてバルセロナでリオネル・メッシ選手との話し合いが始まりました。

その会談でのエドガルド・バウサ監督の熱意が通じたのか、リオネル・メッシ選手は代表引退を翻意し、復帰を約束したのです。

この代表復帰については、リオネル・メッシ選手はメディアに対して、こんなことを語っています。

代表復帰に際してリオネル・メッシ選手のコメント

アルゼンチンサッカーはすでに多くの問題を抱えている。

だから、これ以上問題を増やしたくはないんだ。

僕はずっと混乱を生じさせることを避けたかった。

僕らには多くの問題を解決する必要があるが、外部で批判するんじゃなくて内部で解決したいんだ。

チリとの決勝戦で負けた日には色々なことが頭の中をよぎり、代表を引退することを考えた。

だけど僕は母国やこのユニフォームをたまらなく愛しているんだ。

僕がアルゼンチン代表でプレーし続けることを望んでくれた、全ての人々に感謝しているよ。

もうすぐ彼ら全員に喜びをもたらせることができると願っているよ。

そして、後にエドガルド・バウサ監督が発表した招集リストには、リオネル・メッシ選手の名前もありました…。

この発表により、アルゼンチンのみならず、世界中のサッカーファンは狂喜したものです。

 

アルゼンチン代表をリオネル・メッシが引退の理由原因

リオネル・メッシ2

アルゼンチンの至宝とも呼ばれたトップアスリートである、リオネル・メッシ選手がアルゼンチン代表を引退するニュース。

その後、代表引退を翻意したとはいえ、実に寂しく時代の流れを感じさせるニュースではあります。

実はこの引退報道の裏に、リオネル・メッシ選手を苦しめ続けた暗い闇が潜んでいることを、みなさんは知っているでしょうか?

というのもアルゼンチンサポーターは、過去主要大会において、

アルゼンチンがA代表でタイトルを取れなかったことを、全てリオネル・メッシ選手に責任転嫁

し、激しいバッシングを浴びせ続けていたのです。

確かに先日のコパ・アメリカ決勝でも、大事な場面で得たPKを外すなど、リオネル・メッシ選手に責任の一端があることは紛れもない事実です。

しかし、だからといって、サッカーは一人でやっているわけではありません。

負けたことはリオネル・メッシ選手だけの責任とは言えないはずです。

リオネル・メッシ選手が、大の負けず嫌いであることは、サッカーファンなら誰でも知っています。

誰よりも優勝に貢献できなかったことを悔やんでいたのはリオネル・メッシ選手のはずです。

過去4度(2007年、2015年、2016年は準優勝、2011年はベスト8)と、コパ・アメリカでは、ちょっとのところで優勝を逃し、

極めつけとして今回はPKまで外してしまいました。

その事に、アルゼンチンサポーター以上に落胆しているのは、他ならぬリオネル・メッシ選手でした。

チームとしてバッシングする事はあったとしても、リオネル・メッシ選手にさらに追い打ちを掛ける責任の押し付けは、断じてあってはいけない話。

しかし、心ない一部のファンが、リオネル・メッシ選手に対してバッシングしていたのです…。

こんなことをしていれば、リオネル・メッシ選手が、代表を引退したいと思うのも仕方のないことだと思います。

もちろんファンとしては、バルセロナでのリオネル・メッシ選手の活躍を知っているからこそ、

「なぜ代表では結果を出せないんだ」

と、強くバッシングしてしまいたくなるのだと思います。

しかし何度も言うように、サッカーは一人で行うスポーツではなく、11人で行うチームスポーツです。

つまり、リオネル・メッシ選手以外の選手も活躍しなければ、どう転んでも主要大会で優勝することなど夢のまた夢です。

しかしサポーターはそんな事情などお構いなしで、ただリオネル・メッシ選手だけを叩いていく…。

ここに、アルゼンチンの深い闇が潜んでいると考えています。

また一方では、アルゼンチンサポーターは、優勝して当たり前の発想を持っています。

そのため、1試合でも負けようものなら激怒するのです。

そんな状況下で、いくらエースだからといって、リオネル・メッシ選手が何も動じることなく試合に集中できるでしょうか?

リオネル・メッシ選手も一人の選手であり、人間なので、神ではありません。

さすがに各国代表レベルのフィールドプレイヤー11人を一人で相手にして、ゴールを決め切ることは不可能です。

それと、アルゼンチン代表の選手たちも、どこかリオネル・メッシ選手に依存しているところが伺えます。

 

アルゼンチンでは、優勝しなければ賛えられないどころか、激しくバッシングされるのです。

これ以上、リオネル・メッシ選手がアルゼンチン代表を続ける気が失せたのも、当然かも知れませんね。

アルゼンチンだってサッカーで負けることはあります。

そんな時に、サポーターが選手たちを支え続けてあげることができるか。

これがチーム全体の真価を問われるところだと考えています。

そのことに関しては、元アルゼンチン代表で天才司令塔と称されたロマン・リケルメ氏も、米テレビ局『FOXスポーツ』のインタビューを通じて問題提起しています。

リケルメ氏

リケルメ氏は、かつてリオネル・メッシ選手とも代表戦で共に戦ったことのある元チームメイトです。

リオネル・メッシ選手の凄さを肌で感じている人物でしょう。

リケルメ氏は、リオネル・メッシ選手のようなファンタジックなプレーで魅せるタイプではありません。

しかし、味方の動きを瞬時に察知し、絶妙なスルーパスを出すことのできる天才司令塔だったのです。

タイプは異なるものの、リオネル・メッシ選手と同じ天才と言われる選手であり、背番号10をリオネル・メッシ選手に譲り渡した人物です。

 

そのリケルメ氏が言うには、選手たちやサポーターも含めて、リオネル・メッシ選手に依存しすぎているというのです。

本来ならば、リオネル・メッシ選手をサポートしながらトップフォームが保てるようにしなければならないのです。

それが全くできておらず、リオネル・メッシ選手一人で戦っている状態と元同僚であるリケルメ氏は語っています。

確かに、バルセロナFCでは、ネイマール選手やスアレス選手などのチームメイトや、サポーターがリオネル・メッシ選手をサポートしています。

そのため、リオネル・メッシ選手は光り輝くプレーを見せてくれていますよね。

しかしアルゼンチンにはそれがありません。

そして、一時とはいえ、そのことでリオネル・メッシ選手の代表引退をもたらしてしまったわけです。

アルゼンチンのサッカーは今、危機に立たされようとしています。

果たして、アルゼンチンサッカー界はどうなってしまうのか…。

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メッシの代表引退についてアルゼンチンの反応は?

アルゼンチンサポーターにとっては、リオネル・メッシ選手が代表引退することに関して、大きく賛否が分かれているようです。

『リオネル・メッシ選手は必要ない』

と言い切ってしまう冷たいファンもいる一方で、

『愚かなサポーターのためにリオネル・メッシ選手が代表引退した』

と嘆くファンもいるようです。

確かにリオネル・メッシ選手はアルゼンチンの至宝です。

リオネル・メッシ選手がいなくなることで、確実にアルゼンチン代表は弱体化してしまうでしょう。

リオネル・メッシ選手もあれだけのプレッシャーを受け続けながら、これだけの結果を出し続けてきたわけです。

体力・技術の限界が来ているとは考えられません。

あくまでアルゼンチン代表として心が折れてしまっただけ。

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