
2016年の夏、衝撃的なニュースが舞い込んできましたね。
なんと、今上天皇陛下が、天皇の位を皇太子殿下に譲る『生前退位』を望まれているとの報道。
今上天皇陛下が譲位の意向を示されたことは、とても大きなニュースだと思います。
この天皇陛下の生前退位の意向は、2017年の政府の決定と議会の承認により、ほぼ確定となりました。
では、そもそも生前退位とは何なのか?
そして、仮に生前退位をするならば、どんな影響があるのかなどについて、まとめてみようと思います!
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今上天皇陛下の望まれる生前退位とは?
NHKの独自報道という形で、今上天皇陛下が
生前退位
を望まれているとの意向を、2016年8月にテレビを通じて表明されました。
Twitterなどのトレンドも、生前退位一色となり、かなり反響があったようですね。
今上天皇陛下は、
「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」
と、お考えのようです。
今上天皇陛下といえば、年齢が高齢ということもあり、ここ数年、負担軽減のために公務を減らすなどの方針を宮内庁が打ち出したりしていました。
しかし、今上天皇陛下にとっては、公務を削減したり、摂政を立てたりしてまで、天皇の位に留まることを望まれていないようなのです。
これらのことから、今上天皇陛下は、
『生前退位を行い、皇太子徳仁殿下に天皇の位を譲りたい』
との意向を表明したのです。
また、この意向は、皇太子殿下や秋篠宮殿下にも伝えられたそうですよ。
では、そもそも天皇陛下の生前退位とはどんなことなのでしょう?
簡単に言えば、今上天皇陛下が、存命中に天皇の位を譲るということです。
日本史を紐解いてみると、実は結構よくあることですね。