リオ五輪サッカー日本代表の成績と敗因を独自解説!OA枠は不要!

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このあたりは、彼らは谷間の世代と言われていて、あまり大きな試合を経験していなかったことからきたものかも知れません。

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リオ五輪のサッカー日本代表(U23)にOA枠は必要?

賛否は分かれるかと思いますが、今回のリオ五輪において、OA枠は本当に必要だったのか?

また、OA枠として選出した選手の選定は正しかったのか?

これには非常に疑問が残っています。

確かに藤春司選手も果敢に攻撃参加していましたし、塩谷廣輝選手もある程度は守備に貢献していました。

興梠慎三選手は、攻撃の起点となってくれていたわけで、決して役に立たなかったとは思いません。

しかし、

OA枠として招聘してまで欲しかった選手

だったのかというと、どうしても疑問が残るのです。

そもそも、ナイジェリア戦で失点に大きく絡んでいたのは、筆者の印象では塩谷廣輝選手でした。

とくに3失点目のシーンで、一度8番の選手にかわされ、クロスを上げられた後にボールウォッチャーになってしまったのは、失点に繋がる致命傷となってしまっています。

事実、一度シュートを弾いたものの、8番の選手に詰められてゴールを決められてしまっているのです。

せめて、最後の詰めをさせなければ失点は防げたかもしれません。

また4失点目のPKを与えたのも塩谷廣輝選手でした。

この試合でOAとして有効に機能していたとは、言えなかったと筆者は考えています。

そして、コロンビア戦のオウンゴールを演出してしまったのが、もう一人のOAの藤春司選手。

あのミスは正直言って、ありえないミスだと思いました。

慌ててサイドにクリアしようとしたら、間違って自陣に押し込んでしまいゴールとなってしまった…。

そもそも慌てる必要はなく、周りに誰もおらず、トラップする余裕もあったので、コーナーなりサイドなりに逃げることもできたはずです。

それなのに周囲が見えず、慌ててボールを蹴り出そうとした結果のオウンゴール…

本当に

ありえないミス

を、本来U23を牽引しなければいけないはずのOA枠二人がやらかしているのです。

確かに、A代表のレギュラークラスは、2016年9月1日から開催される

2018 FIFAワールドカップ(ロシア)のアジア最終予選のために、OA枠として貸し出してくれなかった

みたいです。

リオ五輪直前でDF陣に怪我人が続出したことは、U23日本代表にとって想定外の話なのかもしれません。

ただ、他にもDFでOA枠候補に挙げられるような選手はいましたし、なぜ、塩谷廣輝選手と藤春司選手だったのか。

これには誰しも強い疑問を感じていることでしょう。

CBなら吉田麻也選手や森重真人選手、SBなら長友佑都選手あたりを招集できなかったとしてもです。

せめて、鹿島の昌子源選手や鳥栖の谷口博之選手を呼ぶことはできなかったのだろうか?

昌子源選手は、鹿島にはなくてはならない不動のCBです。

それに植田直通選手のチームメイトで、日本代表戦でも2試合と少ないながらも実績のある選手です。

また谷口博之選手は、代表歴といっても2012年に招集されただけで、実績は皆無に等しいです。

彼はGK以外のすべてのポジションができるユーティリティなタイプで、OA枠として起用する価値はあるはずです。

どのみち塩谷廣輝選手も藤春司選手もリーダーシップは取れませんので、せめて、戦力的に機能しそうな選手を招集すべきでしょう。

今回は興梠慎三選手も含めて、あまり機能していなかった印象が強いだけに、中途半端な招集をするのなら

OAは必要なかった

と思いますよ。

それにしても、これほどまで中途半端なOA枠しか使えないなんて、協会は一体何をしているのでしょうか?

確かに、2016年9月1日からロシアワールドカップ最終予選が始まりますし、そちらに専念したい気持ちはわからなくはありません。

しかし、FC東京の森重真人選手や浦和レッズの槙野智章選手など、国内所属の代表選手をリオ五輪に招集に協力させられないなんて信じられない話です。

どんなにハリルホジッチ監督が拒否をしたとしても、そこはなんとか交渉して許諾を得るのが協会の仕事のはずです。

なんといっても、これは

オリンピック本大会

なのですからね。

それすらできていないわけですから、サッカー協会が本気でU23日本代表のことを重要視しているとは思えないのです。

このままいけば、A代表にも悪影響を及ぼし、ワールドカップに出られないこともあるかもしれません。

本気で日本のサッカーを強化する気があるのか?と声を大にして言いたいですね。

日本のサッカーを強化するには、A代表だけを強化しても意味がなく、次世代のU23以下の若い世代にも目を向けて強化しなければなりません。

当然オリンピックに出場する以上、本気でメダルを奪いにいかなければいけません。

厳しいことを言いますが、今回のレベルなら、

リオ五輪は出場すべきではなかった

と筆者は考えています。

はっきり言って出場できなかった他の国に対して失礼ですし、ナイジェリア戦の

無駄な5失点

を見て、日本代表はメダルを獲る資格はなく、いい加減な試合しかできないと痛感しました。

谷間の世代とか言う以前に、協会側のやる気のなさに愕然とした次第です。

そして、一つ言えることは、岩波拓也選手(神戸)、室屋成選手(FC東京)、鈴木武蔵選手(新潟)も復帰したことですし、

U23日本代表にOA枠を使わず、連携の取れているこれまでの選手たちだけで、リオ五輪に挑んで欲しかった

というのが本音です。

もちろん、OAは必要ですが、それは必要な選手を招集できた時の話。

それが不可能なら、無理やり招集する必要はないのです。

その事を手倉森誠監督も含めて、協会側が必死に考えなければならないと思う次第です。

 

今回のOA枠については、A代表のワールドカップ予選と日程がかぶっていたことが、失敗した最大の原因に繋がっているでしょう。

もし日程が重なっていなかったら、海外チーム所属の吉田麻也選手や長友佑都選手、太田宏介選手や岡崎慎司選手も召集できたかもしれません。

しかし、それは他のチーム(対戦相手)でも同じことが言えます。

ならば、他に選ばれるべき選手はなかったのかといいますと、決してそんなことはないのです。

FC東京の丸山祐市選手のようなフィジカル面の強さや、大ベテランの中澤佑二選手などのキャプテンシーのある選手はJリーグにも多数存在します。

今回のリオ五輪のサッカー日本代表での疑問点は、強いキャプテンシーのある選手がいないのでは?というものでした。

それは第1戦第2戦の精神的不安定さから、強く感じたのです。

これはアジア予選の時には、感じなかった疑問です。

それをなぜオリンピック本大会で感じたのかは、よくわかりませんがプレッシャーの大小によるものかも知れません。

ならば、純然たる実力だけでなく、キャプテンシーなどの精神面も重視してOA枠を使うべきだったと思います。

そのような点でも、やはり今回のOA枠は失敗だったといわざるを得ません。

 

まとめ

サッカー日本代表U-23がリオ五輪のグループリーグにて敗退したのは、多くのサッカー解説者も語っているように、当然の結果だったと思います。

サッカー協会側もリオ五輪に協力的ではありませんでしたし、ハリルホジッチ監督はA代表のことしか考えていないようです。

これでは日本サッカーの未来は一向に明るくなりませんし、オリンピックでメダルなんて夢のまた夢です。

そして、何よりも選手たちが、

「泥臭くても勝とう!」

という執念を感じさせてくれなかったことは非常に残念です。

しかもOA枠も全く意味がなかったところを見ると、今回のリオ五輪の日本代表は全てにおいて惨敗だったと思いますよ。

極端な意見を言わせてもらえば、今後は二度とオリンピックに出ないか、これまでの結果を猛省して本気でオリンピックを闘うのか。

その態度をはっきりして欲しいと思う次第ですね。

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