
「誰?」
「なんで一本釣りできたのに佐々木にしないんだよ」
「佐々木は競合してでも取る価値がある、大山は外れ1位でも残っただろうに」
と、辛口なコメントばかりでした。
将来のエース候補として申し分ない逸材を一本釣りできたかもしれないのに、それをみすみす逃しているのですから、これには笑うしかありません。
大山悠輔選手は、2位までならば残ったはずの選手です。
最優先を佐々木千隼投手にして、競合で負けたら大山悠輔選手という戦略でもよかったはず。
阪神タイガースの先発投手層は、とくに薄いわけではありません。
かと言って、厚いわけでもないので、佐々木千隼投手の指名は阪神タイガースとしては、またとないチャンスに見えたのですが…。
ドラフト会議2016でも、解説者の槙原寛己さんが
「これは正直意外でした」
と言っていましたし、視聴していた筆者も思わず、
「え?」
と発してしまいました。
巨人が、ドラフト7位指名をしたリャオレンレイ投手のように、下位での隠し玉ならば、まだわからなくもないのです。
1位指名で、この弱腰では、阪神タイガースの行く先が思いやられますね…。
まとめ
阪神タイガースは、ドラフト会議2016で、1位にまさかの大山悠輔選手を指名。
もちろん阪神タイガースの重要な補強ポイントに合致しており『悪い選択ではない』と思うわけです。
しかし、ドラフト1位指名にするほどではなかったのではないか?とも感じます。
それだけに、阪神タイガースファンからは、ため息とブーイングが巻き起こるという、ドラフト会議では異例の事態に発展してしまいました。
大山悠輔選手の1位指名が、はたして阪神タイガースにとって吉と出るか凶と出るか。
2017年のシーズン開幕が楽しみですね。
まぁ、阪神タイガースは、育成が下手という印象なので、阪神に入団した時点で大成しなかったかも、と言われてしまったら、それまでですが…。