
数年ごとに大流行すると言われる病気に、マイコプラズマ肺炎があります。
日本では、1984年と88年に流行したことから、『五輪肺炎』とも呼ばれたことがありました。
毎年流行するわけではないので、そもそもマイコプラズマ肺炎が、どういった症状の病気なのか忘れてしまったり、まだ知らない人も多いのではないでしょうか?
マイコプラズマ肺炎は、子供への感染が多いらしく、子持ちの母親たちにとっては心配の種にもなりそうです。
そこで当記事では、マイコプラズマ肺炎について、その症状や治し方、何が原因で発症するのかを紹介していきます!
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マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマ肺炎とは、一体何なのでしょうか?
マイコプラズマ肺炎は、
『非定型肺炎』
とも呼ばれる
βラクタム系薬剤が効かない肺炎
のことを指します。
マイコプラズマとは、正式には
『Mycoplasma pneumoniae』
と呼ばれており、細菌の仲間です。
一応、分類としては微生物になっているみたいですね。
βラクタム系薬剤が効かない、という事なので、つまり
マイコプラズマ肺炎には、セフェムやペニシリンといった抗生物質が効きません。
このマイコプラズマには、細胞壁がないことが問題で、細胞壁を破壊することで効果を発揮するβラクタム系薬剤とは、相性が最悪になります。
さらに厄介なのは、このマイコプラズマ肺炎、一度かかっても免疫が一生涯続くものではないため、
何度も再発してしまうおそれがある
という点。
基本的には、就学前の子供を中心に流行する感染症と言われています。
ただ、大人になればかからないわけではなく、大人でもマイコプラズマ肺炎は感染します。
また、肺炎の中でもマイコプラズマ肺炎は、