
人に移りやすい
という特徴もあります。
このようにマイコプラズマ肺炎は、本当に厄介な要素が数多く備わっています。
かつて日本では、1984年、そして4年後の1988年に流行。
4年ペースの流行から、冒頭でもお話した『五輪肺炎』とも呼ばれました。
その後、大きな流行はなかったそうですが、2016年。
リオオリンピックが行われた年に大流行!
となると、2020年の東京五輪の時期が心配になります…。
比較的、風邪と違いが見分けにくい症状だったりするので、マイコプラズマ肺炎については、ぜひ知っておきましょう。
マイコプラズマ肺炎にかかる原因や感染経路!
まずは、マイコプラズマ肺炎にかかる原因を知っておきたいところです。
マイコプラズマ肺炎にかかる原因は、ずばり!名の通りです。
病原体であるマイコプラズマという微生物に感染すること
で発症します。
そして、感染経路はというと…
飛沫感染や接触感染
です。
飛沫感染とは、くしゃみや咳などによって飛び出した病原体によって感染すること。
- 手すり
- ドアノブ
などに直接触れることで、そこに付着していた病原体で感染してしまうこともあります。
当然、マイコプラズマがついた手で、口や鼻に触れることもアウトです。
マイコプラズマ肺炎の感染力自体は強くないので、基本的には閉鎖的な範囲、つまり家族間であったり、学校のクラス内だったり、限られた空間内で流行することが多いそうですよ。
では、マイコプラズマ肺炎は、感染力が強くないにも関わらず、なぜ流行する時期が存在するのでしょうか?
それには、先述した感染経路と、潜伏期間に大きな原因があります。
実は、マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は、かなり長い潜伏期間となっていて、