
ということなので、決して映画エヴァの次回作(続編)制作が止まっているわけではないようです。
とはいえ、すでにエヴァでできることはやり尽くしたかもしれませんし、前作を超えるものを作り上げるとなると、時間もかかってしまうのでしょう。
あっという間に4年という月日だけが過ぎ去りました。
そして、新展開が見えぬまま、現在に至っているというのが、次回作(続編)エヴァ(シン・エヴァンゲリオン劇場版:||)の現状なのです。
エヴァンゲリオンの次回作(続編)の公開日が遅れる理由
一部で噂になりつつも、明確な映画公開日の情報が公開されず、ただ先延ばしになっているエヴァンゲリオンの次回作(続編)。
タイトルも、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で決まりかと思いきや、
EVANGELION:3.0+1.0
という情報が流れてみたり、タイトルそのものがブレブレ…。
まぁ、色々調べてみてわかりましたが
『EVANGELION:3.0+1.0』はコードネームみたいなもの
で、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が『EVANGELION:3.0』と称されています。
その次回作(続編)に相当するのが、
『EVANGELION:3.0+1.0』
ということらしいです。
いずれにしても
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が、次回作(続編)のエヴァの映画タイトル
ということで間違いなさそうです。
それにしても、予告映像としてYOUTUBEで流れた映像には、2016年8月31日に公式サイトにて発表との情報が、展開されていました。
なのに未だに、公式サイトには、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のタイトル表記と、庵野秀明監督のコメントが一部掲載されているのみ。
それも、庵野秀明監督のコメントも、
- 映画『シン・ゴジラ』の監督を受けるに至った背景
- 当時のコンディション状態
- エヴァ次回作(続編)が遅れていることへの謝罪
がメインです。
エヴァ次回作(続編)の内容などに関する続報は、何一つないと言ってもいいほどの内容でした。
一応、コメント記事のタイトルに
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』及び、ゴジラ新作映画に関する庵野秀明のコメント
と銘打っています。
しかしこれでは、完全に見かけ倒しといった内容ですね。
何をもって発表と予告しているのか、全く意味不明というのが正直なところです。
ただ、YOUTUBEに流れた映像も、一部捏造されたという話もあります。
こうなると何が本当のことなのか全くわかっていないのが実際のところです。
世界に広まっているエヴァファンは、この次回作(続編)公開の話に、かなりヤキモキしています。
なぜここまで揺れ動き、『シン・ゴジラ』の監督まで引き受けながら、エヴァ次回作(続編)の話が進んでいっていないのでしょうか?
このあたりの話には、色々伏線があることが、調査の結果見えてきました。
では、そのエヴァ次回作(続編)の制作が遅れている理由と考えられる話を、いくつかピックアップしていきましょう。
エヴァ続編が遅れている理由1 宮﨑駿監督の影響
庵野秀明監督は声優として、
宮崎映画『風立ちぬ』で主人公・堀越二郎役として出演
しています。
それ以前から、宮崎映画とは接点があり、宮崎駿監督直々にオファーしたという話も耳にしました。
なによりもアニメに精通する庵野秀明監督としては、宮﨑駿監督は、雲の上の存在というか、偉大な存在ですから、その影響力だって大きいと思います。
そんな宮﨑駿監督が、エヴァのTVシリーズ放送終了後、庵野秀明監督の体調を気遣い、
「休みながら作ればいい」
と言ったことで気が楽になったそうです。
それ以降は、
休みながら体調が回復してエヴァの次回作(続編)を創りたいと意欲が湧いてきてから作る
ようにしているそうです。
確かに宮崎駿監督も、映画を制作して公開したら、次の作品を制作するまでは、しばらく休んでいます。
それだけ映画製作は大変である、ということを理解した監督だからこそ、出た言葉なのでしょう。
とくにエヴァシリーズは内容が濃く、捉え方によっては生きることの意味を
禅問答のように問うている
ようなニュアンスも含まれています。
これに監督という立場で作品に携わっていけば、相当なダメージというか疲れが訪れるでしょう。
エヴァンゲリオンは、単純なストーリーではなく、含みを持たせて完結していくスタイルの作品です。
なので、全体を見渡して理解しなければ、ファンでもついていけないほどです。
それだけに中には『つまらない』と酷評してしまう観客も出てくるでしょうし、その中で制作していくことも難しいはずです。
そういったことを踏まえて考えれば、監督が精神的に参ってしまっても、何らおかしな話ではありません。
エヴァンゲリオンは、壮大なスケールで展開されていくアニメ映画であるだけに、
一度制作してしまうと、そこで燃え尽き症候群みたいな症状になってしまう
部分もあり、庵野秀明監督自身、
「壊れてしまった」
とコメントしています。
宮崎駿監督は、そう言うアニメーターとしての辛さもわかっているからこそ、「無理はしなくていい」と、庵野秀明監督にアドバイスしたのでしょう。
「あの宮崎駿監督ですら、休み休み作っているのなら、自分も休んで大丈夫」
と安堵しながら、次回作(続編)へ向けて充電をしているのだと思いますよ。
エヴァ続編が遅れている理由2 映画『シン・ゴジラ』
あの『進撃の巨人』の監督を務めた樋口真嗣監督の説得にあい、
映画『シン・ゴジラ』でタッグを組んで監督を引き受けることになってしまったこと
が、エヴァ次回作(続編)が大幅に遅れている原因となっているとも言われていますよね。
そもそも、
なぜ、(庵野秀明監督が)シン・ゴジラの監督を引き受けたのか?
と現在も物議をよんでいます。
そこは、エヴァンゲリオンを制作した
アニメ制作会社・ガイナックスの創設メンバー
として30年来の交流があるから、無下に断ることもできなかった部分もあるのでしょう。
また、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で、全てやりつくしたらしく、他の作品に携わりながら、
新たな何かを吸収したい
という気持ちもあって、はじめは断っていたものの、最終的に『シン・ゴジラ』を引き受ける事となったらしいです。
まぁ、それだけエヴァは、庵野秀明監督にとって、やり尽くした感のある作品のような気はしますね。
エヴァ続編が遅れている理由3 エヴァシリーズに対するけじめ
もしかしたら、この理由が、エヴァ次回作(続編)の制作が遅れている理由として、とくに大きいのかもしれません。
前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で完結だと筆者は思っていたのですが、蓋を開けてみれば、とくに完結という話はなかったのです。
どうもエヴァ次回作(続編)の話だけが、前に進んでしまったことが大きく影響しているのかもしれません。
『次回作(続編)制作』と公式サイトでも発表してしまいましたし、完結とすることができなくなってしまったわけです。
これが人気のない作品なら、まだ有耶無耶にもできたのでしょう。
しかしエヴァンゲリオンは世界的にも人気の作品であるだけに、もう引っ込みが付かなくなりました。
そして、庵野秀明監督自身、完全に燃え尽き症候群に陥り、制作が全く前に進んでいない状況…
その上、映画『シン・ゴジラ』の監督まで務めてしまいました。
そこでいろんなスパイスは吸収できたかもしれませんが、エヴァ次回作(続編)制作に対する余力はないのが実際のところなのでしょう。
ただし、庵野秀明監督にとって、エヴァシリーズは特別な作品であり、完結させたいという気持ちは強いそうです。
宮﨑駿監督にも激励されていますし、休みながら時間を掛けて制作し、無事完結させたいと考えているのではないでしょうか。
以上が、主なエヴァ次回作(続編)制作発表及び、制作が遅れていると考えられる主な理由です。
もちろんその理由の全てを、庵野秀明監督が話しているわけではありません。
どこまでが本当に当たっているか、その確証はつかめませでした。
いずれにしてもエヴァンゲリオンの映画が、次回で完結するのは間違いなさそうです。
早く観たい気持ちはありますが、気長にのんびり映画の公開を待ちたいと思います。
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エヴァの映画次回作(続編)は公開日はいつ?
今回調べてみたことで、色々事情は見えてきましたが、やはり気になるのは、
次回作(続編)の劇場公開日