
決定的チャンスも作らないし、積極的にボールを前に運ぶこともない。
この全てを欠いているのに、
他の最高の選手と比較するのは無理
だろうよ。
ネイマールは確かにいい選手だが、ヘディングで何点取っているんだ?
バスコンセロスの方が10倍以上、上の存在だ!
世界最高の選手は、当然リオネル・メッシだろう。
彼はここ10年間で最高の選手だ。
それでも、ヘディングはうまくないし、右足はほとんど使わないけれどね。
クリスティアーノ・ロナウドも、メッシに次ぐ存在だ。
決定的チャンスも作らないし、積極的にボールを前に運ぶこともない。
この全てを欠いているのに、
他の最高の選手と比較するのは無理
だろうよ。
ネイマールは確かにいい選手だが、ヘディングで何点取っているんだ?
バスコンセロスの方が10倍以上、上の存在だ!
世界最高の選手は、当然リオネル・メッシだろう。
彼はここ10年間で最高の選手だ。
それでも、ヘディングはうまくないし、右足はほとんど使わないけれどね。
クリスティアーノ・ロナウドも、メッシに次ぐ存在だ。
このペレ氏のネイマール選手への評価は、ブラジル誌の『プラカール』によるものです。
なお、バスコンセロスとは、1950年代にサントスで活躍していた、バルテル・バスコンセロス選手のことです。
他の評価でも、
などの、辛口の評価が多いのです。
もっとも、リオオリンピックの決勝は、地元のブラジルのマラカナンスタジアムで行われましたが、この試合ではネイマール選手は絶賛されています。
決勝は『ブラジルとドイツが1-1』のまま、延長戦でも決着がつかず、PK戦となりました。
5番目にPKを蹴ったドイツのペーターゼンは外してしまいますが、その後のネイマール選手は見事にPKを決めたのです。
こうしてブラジルは地元でのオリンピック優勝となりました。
この決勝では、ネイマール選手は
MOM(MAN OF THE MATCH)
に選ばれ、その評価点は7.5という非常に高いものです。
10番 ネイマール 7.5
27分には直接FKを見事に決めて先制ゴール。
その後も決定的なスルーパスを何度も通すなど活躍し、PK戦では大きなプレッシャーの中で、優勝を決定する仕事をした。
コパ・アメリカ・センテナリオの出場を取り止めてまで、オリンピックに専念したネイマールは、地元ブラジルに金メダルをもたらした。
また同僚達は、ネイマール選手のことをこのように語っています。
ネイマールはとてもスペクタクルな選手だけど、それだけじゃないんだ。
ピッチ中でも外でも、とても陽気なヤツなんだよ。
それが僕らが一番好きなところだね。
彼が怒っているところは、見たことがないんだ。
いつも上機嫌なんだ
それと、ネイマール選手は時々奇妙なことをすることがあります。
スぺインでのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝では、試合終了直前のことですが、
両足の間にボールをはさんで、前方高くはね上げ、ディフェンダーの頭上を通そうとした
のです。
さすがに、これは失敗しましたが、相手のビルバオの選手たちは
バカにしている
と怒り、全員がネイマール選手を取り囲んで非難し、ネイマール選手を守ろうとするバルセロナの選手達との小競り合いにまで発展しました。
このプレーについて、ネイマール選手は試合後にこう語っています。
サッカーでは時々こういうことが起こるのさ。
(起こらないよW 筆者のツッコミ)
怒るのは向こうの勝手だけど、それが僕のプレースタイルだし、数年前からこうしているよ。
(数年前にはそんなプレーなど見たことないぞ!)
他人が怒るからといって、自分のプレーを変えたりはしないよ。
ネイマール選手が数年前から、こんなプレーを披露しているとは、とても信じられませんが・・・
ネイマール選手はプレーの中でも、あるいはプレー以外の面でも、数々のトラブルを引き起こしています。
そのトラブルの中には、深刻なものもありますが、はたから見れば他愛のないとしかいいようのない、しょうもないトラブルも多いのです。
いわゆる『悪童』というタイプなのですね。
そのしょうもない(時には深刻な)『悪童』ぶりをいくつか紹介しましょう。
2010年10月6日のことです。
ネイマール選手は試合後に複数の女性をホテルに連れ込み、『遊んで』いたのですが、そこを運悪くゴシップ誌に撮影されてしまいます。
ホテルの監視カメラにも、女性たちを部屋に連れ込むところが全部映っていたそうなのです。
これは言い逃れできませんね。
この件を聞いた監督は激怒、ネイマールになんらかの罰を与えることをフロントに申し入れたのです。
しかし、結局フロントはこの申し入れを拒否したとのことです。
この件については、サッカーの王様ペレ氏は、ネイマールの行動を強く批判しています。
「ネイマールはチームのためというより、サポーターに自分を見せるため、TVで注目を浴びるためにプレーしていた。
トリッキーな動きばかりみせ、パフォーマンスは精彩を欠いていた。
私はネイマールにこう言ったんだ。
今の状況になんの文句があるんだ? お前は昔私たちが1ヶ月かかってやっと稼いでいた金額を1日で稼ぐんだぞってね。」
実はこの件には後日談があります。
この件のためドリヴァウ・ジュニオル監督は、チームを解雇されることになりました。
そして、後にサントスの元選手ロベルト・ブルンがこの監督の解雇について、爆弾発言をしたのです。
「本当はサントスの会長も理事も、ドリヴァウ・ジュニオル監督を首にしたくはなかったんだ。
でもしなければならなかったのは、もっと上から、そうサンパウロ政府からの命令があったからなんだ。
ドリヴァウ監督は監督として指揮をとる必要があった。
だけどそうするにはネイマールを罰する以外になかった。
けれど、それは監督にも誰にもできることではなかったんだ。」
ネイマール選手は、りベルタドーレスカップのコロコロ戦でゴールを決めた後に、会場のファンに配られていた
ネイマール選手の顔写真がつけられたお面をかぶり、非紳士的行為とみなされて退場処分
となりました。
お面で退場となったのは、後にも先にもネイマール選手のみではないでしょうか。
しかしまぁ、なんともガキっぽいというか・・・
スペインのいくつかのメディアは、ネイマール選手はしばしば相手の選手を挑発するようなジェスチャーをすると伝えています。
そしてある時、退場となった選手のこのようなコメントも伝えています。
「彼はとくに自分のチームが勝っているときに、相手を小馬鹿にするような妙なジェスチュアをするくせがあるんだ。
相手DFに対しても挑発的なジェスチャーをしたりもするんだ。
負けることが好きな人間なんてだれもいないよ。
彼のジェスチャーには不快な思いにさせるんだ。」
やはり『悪童』そのものなんですな。
これらのエピソードを聞くと、ネイマール選手とは、
大人になりきれないサッカー選手
という印象が強くなりますね。
上の画像は、ハイパーヴェノム・リキッド・ダイヤモンド(Liquid Diamond)。
ネイマール選手の愛用スパイクは、
ナイキの『ハイパーヴェノム』