カジノ法案の内容(特定複合観光施設区域の整備)と開業場所を考察

時事

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カジノ法案 EYE

のではないかと言われています。

日本にはギャンブル依存症の人が、

約500万人以上もいる

そうです。

ギャンブルに依存してしまうと、破産はもちろんのこと、一家離散や自ら命を絶つなどもあります。

合法カジノができてしまえば、さらにそれを助長するのではないか、という説がそのデメリット論の根拠です。

しかし、一般社団法人『ギャンブル依存症問題を考える会』の代表も、カジノ法案には直接反対していないところからみても、

統合リゾートのオープン = ギャンブルに依存する人の増加

という図式は、あまりにも短絡的だとわかっているのでしょう。

逆に合法カジノの開業により、非合法の裏カジノや、競馬のノミ(違法馬券)などが減ることによって、治安が良くなることも考えられます。

 

1920年~30年代にかけてのアメリカの禁酒法実施では、こんなことがありました。

禁酒法を施行したばかりに、密造酒作りや、その元締めであるいわゆる

マフィアやギャング、さらには密造酒を売る酒場(スピークイージー)

が爆発的に増加してしまったのです。

このあたりは、アメリカのテレビドラマ『アンタッチャブル』や、『ローリングトゥエンティ』などにも、しばしば登場していましたね。

その結果として、アメリカの治安の悪化や、粗悪な密造酒によるメチルアルコール中毒の増加など、デメリットばかりが目立つありさまでした。

現在の日本のカジノ問題も、それに似たところがあると思います。

なにごとも『禁止すればそれでOK』ではないのです。

 

一方で、統合リゾート施設の建築までの工程の問題もあります。

東京オリンピックまでに、統合リゾートの設置建設が間に合うのか

という問題です。

段階を見てみると、気の遠くなるような迂遠さ、複雑さです。

統合リゾートでのカジノ開業への工程

1 IR推進法案の国会での成立(既に成立)。

2 IR推進法制定後、政府内に組織で実際面の枠組みを決定。

3 IR実施法案を国会で成立させる(2018年?)。

4 国の規制機関を設ける。

5 国が地方公共団体の申請を受け、特定複合観光施設(IR)区域を指定する。

(これが短くても半年、長ければ1年間)

6 指定を受けた地方公共団体が、開発を担う民間事業者を選定する。

(基本計画策定に1年程度、環境アセスメントや都市計画手続きに1年以上)

7 開発を担う民間事業者が、カジノの免許を申請して取得する。

8 民間事業者が統合リゾートの建設設置を行う。

(基本設計に約半年、認定や建築確認に約1年半~2年)

9 実際にカジノの運営を開始する。

(建設に2~3年程度)

まずは、『1』の国会でのIR推進法の成立待ちでしたが、これは2016年12月15日に、すったもんだの挙げ句に成立しました。

それはよいのですが、この先『2』から『9』までの段階を、2020年までの3年間で全てクリアできるものでしょうか。

3の『IR実施法案』の国会での成立は、2018年の通常国会に先送りとなってしまいました。

2018年からの2年間で、上の4から9まで全てクリアというのは、全く現実離れしていますね。

つまり、オリンピックまでにカジノの運営など、絶対にできるわけがないのです。

2020年の時点では、よくてもせいぜい『5』か『6』の段階ではないでしょうか。

つまり、

東京オリンピックまでにカジノの営業を始めることは、絶対不可能

ということですね。

そうは言っても、統合リゾートの建設による経済的メリットそのものは、東京オリンピックに間に合わなくても、恩恵は得られるはずです。

ですので、カジノを建設しない理由にはならないでしょう。

 

日本でのカジノ開業はいつ?その場所を予想!

さて、日本でのカジノ開業はいつになるのか。

現時点では不明ですが、予想することはできます。

上記の工程を見ても、2020年の時点では

5 国が地方公共団体の申請を受け、特定複合観光施設(IR)区域を指定する

6 指定を受けた地方公共団体が、開発を担う民間事業者を選定する

のいずれかでしょう。

そこから実際のカジノ建設をはじめて完成するまでには、数年はかかります。

となると、合法カジノ開業は、早くても

2023年から2025年

あたりではないでしょうか。

また、特定複合観光施設(統合リゾート施設)の場所が、どこになるか、さらには何カ所くらいになるかは、予想が難しいところです。

いきなり大都市でやって失敗すると困るので、最初はやや小型の都市で実験的に行い、大都市はその後で、という説もあります。

その点で、

最初の統合リゾート建設地で有力なのは、横浜

と言われています。

また、現在統合リゾート地域の候補となっている場所もあるので、紹介しておきましょう。

統合リゾート地域の候補

北海道 (小樽・釧路)

宮城県 (仙台)

千葉県 (幕張新都心・成田空港)

東京都 (お台場・築地)

神奈川県 (横浜)

静岡県 (熱海)

大阪府 (舞洲・USJ・関西空港)

長崎県 (佐世保・ハウステンボス)

宮崎県 (フェニックスシーガイア)

沖縄県 (美ら海・ネオパークオキナワ)

などです。

これらの候補地は名乗り出たり、取り止めになったりで、かなり変動しているようです。

今の段階では参加表明も取り止めも、全て非公式の段階なので、それも当然かもしれません。

この内、これまで最有力候補は、

お台場

とされていました。

しかし、東京オリンピックまでに建設が間に合わない現状を見ると、お台場に建築する優先度としては、低めになっているのではないでしょうか。

その他では、大阪、横浜、沖縄、北海道あたりが、有力候補地と言われています。

また、東京の場合は、移転後の築地市場跡が気にかかります。

なにせ、

ラスベガスのカジノ運営企業、米MGMリゾーツ・インターナショナルが、カジノ建設に名乗り

を挙げているからです。

築地は、銀座などの都心にも近く、交通の便も良いので、企業側からみれば、非常に魅力的な立地条件でしょう。

しかも、

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