
みなさんは住まいの賃貸契約などで、
『連帯保証人』
になったことはあるでしょうか。
あるいは、逆に何かの契約で連帯保証人が必要な場合に、親しい人に『連帯保証人』になってもらうように依頼したことはあるでしょうか。
賃貸契約に限らず、金銭の貸し借り、その他の法的な契約には、連帯保証人が必要な場合が多いですよね。
それだけ連帯保証人は、身近な存在ではありますが、場合によっては非常に危険なこともあるのです。
友人の契約で気軽に連帯保証人となったため、膨大な負債を抱え込み、自らの命を絶つ人までいます。
そこで今回は、連帯保証人とはどのような制度か、契約の変更や解除はどうすればよいのか、また時効の期限などを調べてみました。
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連帯保証人とは?
それでは、連帯保証人とはどのような制度なのでしょうか。
よく
「連帯保証人にはならない方が良い」
「絶対に連帯保証人になるな」
などとマイナスな雰囲気で言われています。
というのも、
親しい人から頼まれて、つい気軽に連帯保証人を引き受けてしまったが、その親しい人が返済不能になってしまった。
そして負債の返済が連帯保証人に課せられ、連帯保証人にも返済能力がなく、ついには人生の終わりとなったという怖い実例
が多数あります。
これが連帯保証人にはならない方が良いと言われる最大の理由です。
それではまず、連帯保証人の義務と責任を見てみましょう。
以下は、金銭契約の場合ですが、その他の場合でも義務や責任は同じです。