
中国での『血汗工場(血と汗の工場)』というのは、さすがに漢字の国だけあり、酷い雰囲気がよく出ていますね。
ただ、英語圏や中国の場合は、主として非正規社員、つまりアルバイトなどの状況を指しているようです。
しかし、日本のブラック企業では、正社員でも上の例にあてはまる扱いを受けています。
ブラック企業かどうか調べる方法は?
それでは、これから就職する予定の企業や、就職を考えている企業が、ブラック企業かどうかを調べる方法はあるのでしょうか?
これは確実とは言えないにしても、ある程度ブラック企業かどうかを見分ける方法はあります。
まずは、当たり前ですが就職を考えている企業・会社を調べるべきでしょう。
幸い現代では『ネット検索』などという、強力な(しかし情報が正確であるかは?)手段があります。
また、もしその企業に友人知人あるいは先輩がいれば、その人に聞くのも有効です。
以下に、ブラック企業であるかを調べるべき情報を掲載しましょう。
- 雇用契約に不審な所が多い
- 長時間の労働
- 休日が少ない
- 低賃金
- 残業代はなし
- 簡単に入社できる
- 社員の入れ替わりが激しい(すぐ辞めていく)
- パワハラ・セクハラなどのハラスメントが多い
- 社員などからは精神論がよく出てくる
- 社員の見た目に不審感がある
これらの中でとくに重要なのは、1、2、7、10でしょう。
社員がすぐ辞めて行くのは、その会社には在籍したくないことになります。
まさにブラック企業の代表ですね。
雇用契約に不審な所が多いのは、たとえば
- 管理職には残業代なし(管理職の定義はあいまいまたはなし)
- 残業代は給料に含まれる
- 1日10時間労働
などの項目がある場合です。