
結婚!
とくれば、次は
離婚!
などと書くと、不謹慎と言われそうですね。
でも、近年の日本の離婚率はおよそ35%となっています。
つまり結婚したカップルの3組の内、1組は離婚するということですね。
これはいくらなんでも高すぎる数値とは思いませんか?
身の回りの人々をみても、3組の夫婦の1組が離婚するとは、とても思えない夫婦が多いのです。
それに、最近よく聞くことですが、高学歴の夫婦ほど離婚するのが早いなどと言われています。
いったいそれはなぜなのでしょうか?
そこで今回は、高学歴で結婚した夫婦は5年もたないことは本当なのか、またその離婚が早い原因などを考察してみました!
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離婚の原因は?離婚の時期は学歴と関係ある?
冒頭で
「近年の日本の離婚率はおよそ35%」
と書きました。
35%とは、異常とも思える高離婚率ですが、実はこの『離婚率』の数値には、秘密があります。
この『35%』という数値は、こんな計算式で計算したものです。
その1年で離婚した夫婦の数(分子)
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その1年で結婚した夫婦の数(分母)
————————————-
その1年で結婚した夫婦の数(分母)
離婚した夫婦の数が同じ場合、分母である『結婚している夫婦』の数が大であれば、当然離婚率は低くなります。
この分母が『全夫婦数』であれば、離婚率は非常に少なくなります。
しかし、この計算式では、
ある『1年間』に結婚した夫婦の数『のみ』
を分母としていますから、1年で離婚した人の数が異常に多くなければ、当然離婚率は高くなってしまいます。
これが離婚率35%の秘密なのです。
ですから、この35%が離婚の実体を表しているとは、とても考えられませんね。
離婚の実体を知るには、例えば10年間の期間で、結婚した夫婦がどのくらい離婚しているかというような、数値が必要でしょう。