
J1リーグのFC東京は、2016年末から2017年にかけて、クラブ史上最大規模の大型補強を行いました。
多数の大物選手を移籍により獲得
したのです。
ところが、J1リーグが蓋を開けてみると、出だしこそ5~6位とまずまずの滑り出しでしたが、後半戦に入るあたりからおかしくなってきました。
6試合連続勝ち星なしという悲惨な状況もありました…。
その理由のひとつには、主力選手に怪我人が続出したことがあります。
そこで今回は、J1の2017優勝候補といわれたFC東京が勝てない原因を考察してみることにしました。
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J1の2017優勝候補?
2017年シーズンに向けて移籍で獲得した主な選手は、以下のようになっています。
なお、カッコ内はポジションと前所属のチームです。
- J1で3年連続の得点王大久保嘉人選手(FW 川崎)
- 超俊足の永井謙佑選手(FW 名古屋)
- 鋭い得点感覚を持つピーター・ウタカ選手(FW 広島)
- パスワークに特異な才能を持つ高萩洋次郎選手(MF FCソウル)
- 元FC東京のクロスの名手・太田宏介選手(DF フィテッセ)
- 元日本代表GKの林彰洋選手(GK 鳥栖)と大久保択生選手(GK 長崎)
2017年のJ1の補強では、FC東京がダントツの強力さで、そのため優勝候補にも名前が挙げられていたわけです。
以下は2017年始めの筆者による優勝候補です。
- 1 鹿島アントラーズ
- 2 FC東京
- 3 浦和レッズ
- 4 ガンバ大阪
ところが・・・ 見事に外れました。
この記事を書いている時点で、上位にいるのは鹿島だけ。
他のFC東京・浦和・ガンバは、いずれも中位に留まっています。
未だリーグ戦は続いていますので、中位のチームでも巻き返しの可能性はあるにはありますが、既にシーズンの約2/3が終わっている時点では…。