お米の2017年の価格値上げはいつから?いもち病で超不作の危機!

時事

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作況指数の区分はこのようになっています。

  • 良:106以上
  • やや良:102~105
  • 平年並み:99~101
  • やや不良:95~98
  • 不良:94~91
  • 著しい不良:90以下

つまり、74という作況指数は、戦争直後などの異常事態時を除き、日本の近代でも、かつてない大不作ということになります。

東北地方に限定しますと、その74をさらに下回り、

東北全体の作況指数は56、やませの影響が大きかった青森県は28、岩手県が30

という戦後の最低記録となりました。

下北半島では

『収穫が皆無』を示す作況指数0の地域

まで続出したのです。

この時は、『飢饉』という言葉を使いたくなるような惨状で、東北の米農家ですら食事用のお米を購入するほどでした。

東北北部では翌年の種もみ確保が困難となる地域もあったそうです。

これはもう、白土三平の『カムイ伝』の世界ですね。

この低温と日照不足により、日本国内のお米の生育不良は記録的なもので、1993年秋に収穫された米は793万トンに留まりました。

当時、国内で1年間に消費するお米の量は約1000万トンでしたので、差し引き約210万トンが不足することになったのです。

 

そして、お米の価格が高騰していきます。

米屋は値段をつり上げたり、お得意先にしか売らなくなったりします。

そのため、小売店の店頭からお米が消えたりする混乱が発生したのです。

同時に、ふだんはお米を扱わない業者までもが、消費者の関心を集めるためにお米を販売するケースも発生したりします。

お米の販売では小売店に長蛇の行列ができ、国産米はどこでも売り切れ状態となってしまいました。

価格は、ウナギ登りに高騰し、スーパーなどでは買い占めも発生しました。

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