筒井康隆作品のおすすめランキングを紹介!おもしろい小説はコレ!

小説

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1960年代から1970年代にかけての、筒井康隆さんの作品は

『とにかく凄い!』

という名作ばかりでした。

当時の作風は、『名作』と書くより『迷作』と書きたいような作風だったのです。

もちろん、『まとも』な作風のものもあります。

『七瀬ふたたび』や『時をかける少女』などがそれにあたります。

ただ、筆者の個人的好みとして『ゲテモノ』が好き、という困った趣味があります。

その趣味のために、おすすめランキングは初期の作品に偏ってしまったわけです。

 

筒井康隆作品のこれが面白い!ここが面白い!

それでは、筒井康隆作品の各作品で、これが面白い!ここが面白い!という簡単な紹介をしていきましょう。

筒井康隆おすすめランキング作品の簡単な紹介

1.最後の喫煙者

この短篇は、1987年10月の『小説新潮』に発表された小説。

当時は大きな反響を呼びました。

現在でも

禁煙ファシズムなどと呼ばれる、全体主義的な禁煙・嫌煙・嫌煙権運動

が盛んですね。

某政党で大臣をやっていた女性が、自分の好みで禁煙嫌煙を推し進めたりしていました。

当時はその嫌煙運動が始まった時期なのです。

主人公はヘビースモーカーの小説家。

ところが、嫌煙運動が異常に盛んになり、喫煙者は排斥され迫害されるようになってしまいました。

喫煙を人に見つかると、大変なことになります。

直ちに喫煙者収容施設に送り込まれますが、これが

そこから生きて出た者はいないという、恐ろしい収容所

なのです。

なので、喫煙者は『スモークイージー』などと言われるアングラ喫煙場で、隠れて煙草を吸うしかありません。

なお、スモークイージーは禁酒法時代のアメリカにあった、アングラ酒場の『スピークイージー』をもじった言葉です。

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