筒井康隆作品のおすすめランキングを紹介!おもしろい小説はコレ!

小説

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これは後に筒井康隆さんが語った言葉です。

この言葉を字義通りに信じるか信じないかは、人によるでしょう。

7.メタモルフォセス群島

この作品はおそらくは、

ビキニ諸島などを念頭に置いて書いた

ものでしょう。

水爆実験などによる放射線による影響で、生態系がとんでもない変化をしてしまった島の物語です。

この島を調査に訪れた生物学者たちは、恐怖の体験をします。

タイトル通りにメタモルフォーゼした生物は、

  • 足が生えてくる果物
  • 木の枝に寄生している動物
  • 人間を食べてしまい、その首に似た果実をつける植物

などなどの、想像を絶する動植物たちと、その恐怖を描く、不気味な作品です。

8.アルファルファ作戦

遠い未来、人類は他の星々に移住していました。

しかし、一部の老人達は地球を去ることを拒み、そのまま地球に留まっていたのです。

主人公は、養老院の職員として地球にやってきました。

ある時、町で火の手が上がり、巨大化したハチに乗ったクモ型生物が襲ってきます。

老人たちは知恵をしぼって、アルファルファを巨大化させ、クモ型生物に立ち向かのです。

筒井康隆作品としては珍しく、毒や風刺を通じてではなく、ストレートにメッセージを発しているので、暖かみを感じる作品となっています。

そのため、このアルファルファ作戦を好む人が多いのでしょう。

9.公共伏魔殿

ズバリ、

公共放送伏魔殿

です。

つまり、鬼をもひしぐ泣く子もさらに泣く、あの恐怖の独裁団体NHKを、徹底的に誇張風刺して茶化しているのです。

初期の作品ですので、場合によっては入手難かも知れませんが、手に入れたらぜひ読んでみてください。

10.蟹甲癬

最高級有機質肥料とは別な意味で、これまたおぞましい物語です。

タイトルはもちろん『蟹工船』のパロディです。

とある星にはクレール蟹という、飛びきり美味な蟹がいます。

この蟹の甲羅の味噌は、一口食べるとほっぺたが落ちるくらい美味なのです。

ただ、この蟹の甲羅の味噌を食べると、頬が甲羅に変形してしまうのです。

でも症状はそれだけで、とくに命にかかわるようなこともありません。

しかし、ある時、恐怖の事実が判明します。

『蟹みそは、その人の脳を食らっていること』に繋がることが判明するのです。

蟹に寄生している病原体が、少しずつ脳を壊して蟹みそにしてしまうので、感染者は徐々に痴呆状態になっていきます。

しかも治療法は全く存在しません。

こうして、この星の人々は全て痴呆状態になってしまいます…。

なんとも救いのない物語ですね。

11.七瀬ふたたび

七瀬シリーズの家族八景とエディプスの恋人の中間に位置する、シリーズ第二作にあたる作品です。

超絶的な美少女・火田七瀬は、超能力者であることを隠し、旅をしています。

夜行列車内で、読心能力を持つ幼い少年ノリオと出会い、さらに予知能力を持つ青年・恒夫にも出会います。

恒夫は列車が事故に遭うことを予言し、七瀬らは途中の駅で降りるのです。

そして、各地で超能力者たちと出会いますが、超能力者の絶滅を図る集団に襲われて…。

というのがおおまかなあらすじです。

筒井康隆作品としては、時をかける少女と同様に比較的アクや毒が少なく、気軽に読める点が、一般的人気が高い由縁でしょう。

12.時をかける少女

一般的な人気では、筒井康隆作品のナンバーワンです。

しかし、筆者の好みとはかなり異なるので、このランキングとなりました。

とはいえ、読んで損することはなく、人気があるのも当然という傑作です。

逆に言えば、筒井康隆作品にのめり込んでいる人には、物足りないという一面もありますね。

まとめ

今回は、奇才・筒井康隆さんの作品から、おすすめのランキングを紹介し、これが面白い、ここが面白いという小説などを見てきました。

筒井康隆作品の特徴として、毒や風刺が強い点が挙げられますが、今回はとくにその特徴が強い作品を主に紹介しました。

しかし、それだけではありません。

数は少ないのですが、ほんわかとほの暖かい作品もあります。

筒井康隆さんは、本当に多様な作家なのです。

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