映画ブレードランナーのレイチェルの寿命とデッカードとの関係

映画

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反乱レプリカントのリーダーであるバッティも、開発者であるタイレル博士に会って、レプリカントの寿命を延ばしてもらおうとします。

しかし、博士の答は

「それは技術的に不可能だ」

という冷たいものでした。

逆上したバッティは博士の命を奪ってしまいます。

このレイチェルやバッティのタイプは、『ネクサス6型』という最新型ですが、それでもレプリカントの延命は不可能なのです。

ということは、デッカードが愛したレイチェルも、最長でも4年間しか生存できないことになります。

実際に映画『ブレードランナー』の中でも、デッカードの同僚が

「彼女も惜しいですな、短い命で。」

などと語っています。

なお、原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』は、種々の事象の解釈が各人によって大きく異なり、

読む人の数だけ解釈がある

とさえ言われています。

映画の方は、小説ほどではないにせよ、解釈は見る人によってかなりの相違があります。

この寿命の点をみても、解釈はかなり難しいのです。

その理由は、

この『ブレードランナー』は、複数のバージョンがある

という点にもあります。

どのバージョンを見たのかによって、受ける印象や解釈も当然違ってくるでしょう。

 

そんな『ブレードランナー』には、設定の異なる5つのバージョンがあります。

もっとも一般的なバージョンは、1982年の映画版でしょう。

エンディングではデッカードのナレーションで、

「レイチェルの寿命は限られていない。お互い何年生きられるか、誰が知ろう。」

となり、二人は遠く長い流浪の旅に旅立ちます。

つまり、レイチェルの寿命は4年とは限らない、と言っているわけです。

これはハッピーエンドを示唆しています。

もっともこの言葉は、

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