
クライマックスシリーズファイナルステージでは、短期決戦の鬼を髣髴とさせるラミレス采配が見事にはまり、日本シリーズ進出を決めた横浜DeNAベイスターズ。
そして、ラミレス監督の手腕は、2017年のドラフト会議でも発揮されましたね。
筒香選手の存在もあり、スラッガーには余裕があるため、各球団が清宮幸太郎選手を指名する中、大学No.1左腕の東克樹投手を一本釣り!
今後、左腕王国が誕生しそうな勢いです。
昔は左腕が全くと言っていいほどいなかった横浜が、ここまで先発左腕に恵まれるとはびっくりです。
当記事では、東克樹投手の評価も含め、横浜DeNAベイスターズが2017年のドラフト会議で指名した選手の情報・評価を紹介していきます。
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2017年のドラフト会議でも光ったラミレス采配
2017年の横浜DeNAベイスターズは、3位でシーズンを終えるものの、クライマックスシリーズで
短期決戦の鬼
ぶりを発揮した、ラミレス監督の神采配により、ファーストステージで阪神を撃破、さらにはファイナルステージで広島カープも撃破しました。
台風の影響による雨天中止も、横浜DeNAベイスターズに味方した…。
そんなシリーズだったと思います。
初戦は広島カープがコールド勝ちしたものの、2戦目、3戦目は雨天中止。
この雨が、ファーストステージで投げた投手を再び先発させることができ、今永投手を中継ぎ起用できる余裕を生みました。
第4戦、6回にウィーランド投手がピンチを迎えると、3投手をつぎ込んで凌ぎ、7回には満を持して今永投手を投入。
中継ぎ経験のなかった今永投手ですが、見事に7回と8回を抑え、パットン投手を温存できたのです。
さらには王手のかかった第5戦では、石田投手を1回2失点で早々に降板させるなどの采配も、切り替えの速さが素晴らしかったですね。