パラダイス文書とは?内容と情報流出の原因や影響をチェック!

時事

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ロス商務長官と利害関係のある海運会社が、

プーチン大統領の義理の息子などが役員を務めるロシアのガス会社との取引

で、2014年からの3年間で約6800万ドル=78億円分の収入を得たということです。

これについては、ロス商務長官は就任の際にも取引の詳細を明らかにしていません。

これが『新ロシア疑惑』と呼ばれる事件です。

この例のように、単に税金逃れというだけでなく、さらに大きな事件に関わってくることが、このパラダイス文書やパナマ文書の凄い影響力なのです。

 

パラダイス文書の情報流出の原因とは?

このパラダイス文書を最初に入手したのは、パナマ文書の時と同じく

ドイツの南ドイツ新聞

です。

情報流出の原因ですが、現在3つ程の説が噂されています。

  1. 内部の何者かによるリーク(漏洩)説
  2. ハッキング説
  3. WordPressのプラグインが原因

まず、内部のリーク説ですが、もしあるとすれば法律事務所『アップルビー』からでしょう。

ただ、この事務所の人員数は不明ですが、法律事務所という業務から見て、数万人ということは考えられません。

各所にある分所を含めても、せいぜい数百名から1千名程度かと思われます。

となれば、そのリーク者の割り出しも、それほど困難とは思われません。

現在までに、リーク説に関わる情報はないようです。

ハッキング説について、法律事務所『アップルビー』では、

『ハックにあった』

と主張しています。

では誰がハックしたのかとなりますと、これまた不明です。

しかし、世の中には凄腕のハッカーは多くいますし、ハックの可能性は拭えません。

そこで浮かび上がったのが、Wordpressのプラグインが原因説です。

これはネットサーファーにはおなじみ、ギズモードが元ネタらしいですね。

そしてWordPressも、サイトのスクリプト書きや記者さんには、お馴染みのツールです。

(このブログもそうです)

そのプラグインの名は『Revolution Slider』です。

かなり前に『Slider Revolution』というプラグインを狙ったロシアのマルウェアがありました。

それとおなじく、サイトの中に簡単にスライドのエフェクトを導入できるそうです。

この指摘は、WordfenceというWordpressのセキュリティを専門とする企業からでした。

情報が漏洩した例は、法律事務所Mossack Fonsecaのウェブサイトです。

このサイトはWordpressで構築されており、Revolution Sliderの古いバージョンを使用していたそうです。

そのため、

ファイルのアップロードやサーバーへのスクリプト攻撃が、誰でもできる状態

だったようです。

インターネットセキュリティの専門家の言葉では、

サードパーティ製のプラグインを使えば使うほど、安全を確保するのは難しくなります。

と語っています。

法律事務所Mossack Fonsecaのウェブサイトでは、メールサーバーもウェブと同じサーバーで管理していたのです。

また、ファイヤーウォールなど基本的な対応もなく、ユーザーに対する定期的なパスワード変更を促すメッセージもなかったそうです。

これは法律事務所としては、いくらなんでもお粗末すぎますね。

 

現在までに、パラダイス文書の情報流出の原因については、確定的な情報はありません。

『アップルビー』のサイトが、ツールとしてWordPressを使っていたかも、不明です。

しかし、諸々の状況を見ますと、WordPressなどのツールと、そのプラグインその他のの脆弱性を利用した、

国際的なクラッカー(ハッカー)集団によるクラッキング

の可能性が、最も高いように思えます。

 

パラダイス文書の情報流出の影響は?

パラダイス文書の流出によって、広範囲でかつ意外な人物や団体にまでの影響を与えています。

ここでパラダイス文書に挙げられている人物・団体をいくつか紹介しましょう。

なお、ここに挙げた人物・団体以外も、パラダイス文書にはありそうですが、現時点では公表されていません。

なにしろデータが膨大すぎて、隅から隅まで読むのは大変な作業になりますので、現在のところは見つかっていない、ということらしいです。

まず日本人から。

  • 鳩山由紀夫元総理大臣
  • 内藤正光元総務副大臣 
  • 漫画家の鳥山明氏

続いて海外の人物です。

  • エリザベス2世女王
  • ヌール ヨルダン王妃
  • マイクロソフトの共同創業者 ポール・アレン
  • アメリカの歌手 マドンナ
  • 音楽グループU2のミュージシャン ボノ
  • トランプ陣営の閣僚の十数人以上
  • バルセロナの市長 ザビエル・トリアス
  • 元モンテネグロ首相 ミロ・ジュカノヴィチ
  • 元カナダ首相 ジャン・クレティエン、ポール・マーティン、ブライアン・マルルーニー
  • リベリア大統領 エレン・ジョンソン・サーリーフ
  • パキスタン元首相 シャウカット・アジズ

この中での注目すべき人物は、やはり

英女王のエリザベス2世陛下

でしょうね。

エリザベス女王は2005年に、有名なタックスヘイブンの

英領ケイマン諸島のファンドに750万ドル(約8億6千万円)の個人資産を投資

3年後には36万ドル(約4100万円)の分配金の知らせを受け取ったそうです。

エリザベス女王のお金は、この英領ケイマン諸島ファンドから、別の会社へ投資されたのです。

その会社は、英国の家具レンタル・販売会社『ブライトハウス』の『ブライト社』です。

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