
ベンは何とかその場から逃げ出し、ビル達のグループに遭遇します。
負傷したベンの治療をする為、ビル達は薬局で出会ったベバリーのおかげで薬と包帯を手に入れベンを手当てします。
その頃、ベンを追って来たヘンリーの仲間のパトリックがペニー・ワイズに襲われて姿を消してしまいます。
ビル達のグループにベンとベバリーが加わり、更に黒人だという理由でヘンリーに暴力を振るわれていたマイクも仲間として入ります。
偶然なのかビルのグループの全員が、ペニー・ワイズが仕掛ける恐ろしい幻影に怯えていました。
『ITイットそれが見えたら終わりの結末ネタバレ:転』
図書館でデリーの歴史を調べていたベンは、このデリーで子供の失踪事件が多発していることを知ります。
子供の失踪事件は全て27年毎に起きていて、1989年の今が丁度27年の周期の年でした。
仲間達はビルの家に集まると、プロジェクターを使って古い地図と新しい地図を重ね事件が起こった場所を調べます。
そしてジョージ―が消えた排水溝の下の地下水路は、町の外れにある古い井戸のある廃墟に繋がっていることが判明。
その廃墟こそがペニー・ワイズの拠点地である事を突き止めます。
次の瞬間、プロジェクターが映す壁のスクリーンに、恐ろしいペニー・ワイズの姿が現れます。
「IT(それ)が僕らを狙っている…」
そう確信したビルは、ペニー・ワイズと闘うことを決心します。
廃墟に着くやペニー・ワイズは様々な姿となりビル達に襲いかかます。
何とか逃げたビル達でしたが、逃げる途中エディが腕を骨折してしまいます。
エディの母親は二度と息子に近づくなとビル達に言い、リッチーやスタンリーもビルを責め立て、友情に亀裂が生じてしまいます。
その頃、ヘンリーは警官の父親によって仲間の前で恥をかかされてしまって以来、父親の事を憎んでいました。
ペニー・ワイズはヘンリーの心情を利用し、ヘンリーの心に憑りつきます。
ヘンリーはペニー・ワイズに操られるままナイフを取り出すと、ソファーで寝ていた父親にナイフを振りかざしました。
一方、ベバリーも虐待を繰り返す父親についに怒りが爆発。便器の蓋で殴り、それが原因でベバリーの父親はなくなります。
その直後、ペニー・ワイズに連れ去られてしまったベバリー。廃墟にいるに違いないと考えたビルは、仲間達と一緒に廃墟に向かいます。
しかしそこに現れたのはヘンリーで、井戸の中に下りようとしていたマイクを阻止します。
ひと足先に井戸に下りていたビルは、暗闇にジョージ―の姿を見つけ後を追います。
ベバリーは今までに行方不明になった大勢の子供達と一緒に空中に浮かんでいました。
意識のないベバリーにベンがキスをし、ベバリーは目を覚まします。
『ITイットそれが見えたら終わりの結末ネタバレ:結』
ビルはジョージーに追いつき対峙し、黄色のレインコート姿のジョージーは「家へ帰りたい」と言って泣き、ビルも堪えきれずに涙ぐみます。
しかし「お前は偽物だ」と言って持っていた銃でジョージーの頭を撃ち抜きます。
倒れたジョージーは、ペニー・ワイズの姿に戻り、ビルと合流した仲間達はペニー・ワイズに襲いかかります。
ペニー・ワイズはビル1人を連れ去ろうとしまが、既にビルや仲間達にペニー・ワイズに対する恐怖心はありませんでした。
恐れることなく立ち向かってくる仲間達にペニー・ワイズは怯み、井戸の中に逃げ込みます。
その瞬間、ペニー・ワイズの体が砕け散り井戸の奥底へ消えて行きました。
ビルはジョージーのレインコートがぼろぼろになっているのを見つけ泣き出します。
そして9月。ビルと仲間達が再び集まり、
「もしもITが死んでいなかったら、再びここに集まろう」
と約束をします。
そして手のひらをガラスで傷つけ、血の誓いを立てた仲間達。最後は二人きりになったビルとベバリー。
ベバリーは、この街を離れ叔母の家で暮らす事に。ビルとベバリーは別れのキスをしました。
『ITイットそれが見えたら終わり』の事件の真相とは?
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— Bloody Disgusting (@BDisgusting) December 29, 2017
事件の真相
事の発端は、ビルの弟であるジョージがピエロの姿をしたペニー・ワイズに連れ去られた事件でした。
同時期、街では子供たちの失踪が多発しており厳戒態勢が取られていました。