
いわばコンビニのような物で、コンビニのない田舎だからこそ生きる道があるのではないかと考えます。
なんと、そのコンビニがシカダ駄菓子の向いにできていたのです!
そしてココノツ達はそのコンビニの店長『紅豊』と出会います。
「今の時代コンビニさえあれば全ての物が揃うというのにこの町は時代錯誤な店がたくさんあるようだ。例えば駄菓子屋とか。」
と、駄菓子屋つぶしてしまおうとするのです。
しかし、そのコンビニのお菓子コーナーでは高級洋菓子が売られていて、ココノツはついコンビニにおけるお菓子コーナーのアドバイスをしてしまいます。
駄菓子屋をつぶそうとしているのにも関わらず、ココノツがアドバイスしたことで、紅豊はココノツを一方的にライバルにされてしまいました。
そして、ココノツの能力を認めている紅豊はココノツをコンビニに引き抜こうとします。
駄菓子屋にアルバイトを雇う
ココノツが学校に行っている間は父が店番をしていましたが、入院中の為店を開けることができません。
そこでアルバイトを雇う事を考えるココノツの元に一人の女性が訪ねてきます。
それはなんと、向かいのコンビニをクビになってしまったという『尾張ハジメ』でした。
ハジメは研修期間中すべて寝坊して遅刻するということをやらかしてしまいクビになったとのこと。
ココノツも追い返そうとするのですが、ハジメは家賃が払えず今の家を追い出されそうになっていて引き下がります。
そして、ハジメはとんでもない提案をします。
「お給料全部家賃にします!」
遅刻の心配もないし部屋の心配もなくなるので、住み込みで働き給料入らないという破格の条件にアルバイトとして雇うことが決まりました。
ココノツ漫画家を目指していたことを思い出す
すっかり駄菓子屋の立て直しやらなんやらで、漫画家になるという夢を忘れていたココノツ。
近くの街で『出張漫画審査会』が行われることを知ります。
まだ完成していない原稿を急いで仕上げて間に合わせようとするも、原稿ははかどりません。
しかし、ハジメの意外な能力を発揮して現行の手伝いをします。
豆やサヤも応援にきてくれて、なんとか審査会に間に合い原稿を見てもらうことになりました。
しかし、審査員の辛口の評価にココノツはひどく落ち込んでしまいます。
ほたるとの再会
落ち込んだココノツが駅の待合室でうなだれていると、そこにずっといなくなっていたほたるが現れます。
ほたるは落ち込むココノツを慰め、二人で町に戻ってくるのです。
そこはさすがヒロインといったところでしょう!
完全に立ち直ったココノツは、入院から復帰してきた父と共にシカダ駄菓子を立ち直らせていきます。
コンビニの店長の正体
元々ほたるは枝垂カンパニーにココノツの父を勧誘するためにシカダ駄菓子にやってきました。
しかし、ココノツの駄菓子屋としての才能を見てきたほたるはココノツを引き抜こうとするのです。
ほたるは枝垂カンパニーを継がず自らの会社を立ち上げるために、ココノツが必要とのこと。
そして、本来枝垂カンパニーの正当な後継者は他にいて、それはほたるの兄だということがわかります。
それがなんと、シカダ駄菓子の向いのコンビニの店長『紅豊』だったのです!
本名は『枝垂紅豊』という名前で、駄菓子よりもカードゲームや食玩が好きなため枝垂カンパニーを継ぐにはふさわしくないと家を飛び出していました。
代わりに枝垂カンパニーを継ぐようにほたるに言われますが、やはり乗り気ではない様子…
枝垂カンパニーはどうなってしまうのでしょうか。