
『アメトーーク!』とともに、多くキングダムファンを生んだとされるアニメ版『キングダム』。
NHKで放送されたこの作品は、最初の方こそかたい動きのCGに慣れない人も多かったようでしたが、回を追うごとに多くの人が夢中になりました。
原作にしてもですが、古代中国という身近でない題材を扱っていながらここまで人気になったのは、何より物語が熱くておもしろいからです!
若き国王・政(せい)と、大将軍を目指して戦う少年・信(しん)。
すでに50巻近く出ている原作は語り切れませんが、2期に分けて制作されたアニメ版にそって、ざっとこの作品のあらすじと魅力を語りたいと思います。
『キングダム』とは?
原作漫画『キングダム』は、『週刊ヤングジャンプ』に連載中の原泰久(はら やすひさ)先生の作品です。
ひとことでいえば、少年・信の成り上がりストーリー!
古代中国といわれると難しそうですが、全くそんなことはありません。
まるでジャンプの主人公のようにバカだけどまっすぐな少年・信が、たくさんの将軍の姿から大将軍とはどうあるべきかを学んでいく成長物です。
主人公の信はもちろんのこと、強い武将や仲間たちも、みんなパワフルで魅力的なキャラクターばかり。
誰でも興奮できて感動できて楽しめる作品です!
『キングダム』第1期のあらすじ①
まずは第1~6話のあらすじを解説します。
今後ずっと信の大事な仲間となる2人との出会いう大事なエピソードです。
主人公・信は戦災孤児で、同じ戦災孤児の漂(ひょう)とともに里長の家で雑用などをして暮らしていました。
しかし2人はいつか大将軍にまで出世しようと、毎日剣の腕を磨き続けていたのです。
これまでの戦いは信が332勝、漂が334勝、引き分けが587回とほぼ互角。