
避難区域は半径6kmが対象でしたが、火山危険レベルが一段階下がったことにより、避難区域も半径4km以内に変更されました。
立入禁止区域以外は安全だとされています。
バリ島アグン山の火山噴火による経済的打撃
世界中から観光客の集まるバリ島は産業の中でも観光業が大きな割合を占めています。
しかし、アグン山の火山危険レベルがもっとも高い4や3に指定されたことから、バリ島行きの航空券やホテル、カーチャーターなどのキャンセルが相次ぐことに。

その結果、アグン山の火山噴火による経済的打撃はなんと日本円で約1660億円にまで膨れ上がったといわれています。
必死に観光客を誘致する声
日本円で約1660億円もの経済的打撃を出したともいわれているバリ島アグン山の火山噴火。
この打撃を受け、バリ島では必死に観光客を誘致する声明が挙がっています。
バリ州政府観光局観光事務所からの公式声明を翻訳すると、
・バリ島のほとんどの観光地はアグン山から離れているため、心配いらない
・もしも空港が通常営業できない状況に備えて、バリ島以外の9つの空港が迂回使用できる
・バリ島から出国する必要のある旅行者に対して、300台のバスを用意し、輸送できる準備をしている
といった内容のことが書かれています。
Woro2/official statement/#pengumuman #Bali #Balivolcano #gunungagung #GunungAgungAwas #travelwarning pic.twitter.com/6v5mMSsNLT
— Gus An (@greendulu) 2017年10月10日
アグン山の火山噴火が心配されているバリ島とは?
バリ島はインドネシアに属する島であり、首都ジャカルタのあるジャワ島の東側に位置します。