
特に宗教関連のデモはイスラム教関連のものが多く、日本人はイスラム教徒が少ないため刺激を与えてしまう可能性もあります。
物珍しいからといって、絶対に近づかないようにしましょう。
集団心理の怖さで、頭に血が登ったデモ集団は何をしでかすかわかりません。
もちろん、カメラ撮影もしてはいけません。
④置き引きに注意
日本ではカフェやレストランに入ってちょっと席を外す際、荷物や貴重品を席に置きっ放しにする人がほとんどだと思います。

しかし、ジャカルタで同じことをしたら100%置き引きにあうといっても過言では無いでしょう。
荷物や貴重品は絶対に離さず持ち歩くようにしましょう。
⑤人前でお金を見せない
インドネシア人の新卒の初任給は日本円にして約3万円前後と言われています。
ジャカルタのATMで現金を下ろしたらすぐに財布にお金をしまい、人に金額を悟られないようにしましょう。
事実、ATMを出た瞬間に強盗に合うという事件が頻発しているようです。
また、お店で支払いの際も、店員さんや周りの人に財布の中を覗かれないようにしましょう。
⑥流しのタクシーには乗らない
観光客がジャカルタで体験するトラブルとしてもっともよく挙げられるのが、タクシー関連のトラブルです。
ぼったくりはもちろん、特に気をつけなければならないのがタクシー強盗。
タクシー強盗とは、トランクに隠れていた強盗が車内に飛び出してきて、金銭の受け渡しを要求されるという事件です。
このタクシー強盗に外国人が巻き込まれたという話をよく耳にします。

こういった被害に合わないためにも、GPS完備のブルーバードタクシーやUberなどのアプリからタクシーを利用するようにしましょう。
ブルーバードタクシーに似せてつくったタクシーも数多く存在します。
見分け方を調べてみてくださいね。
⑦警察や役所の腐敗
困った時に頼れるはずの警察や役所ですが、インドネシアをはじめとする東南アジアでは公務員の腐敗や汚職が後をたちません。
インドネシアでも賭博が横行していて、お小遣い稼ぎと称される強制的に金銭の受け渡しを要求する賭博が横行しています。
外国人がもっとも被害に合っているのが、パスポートやビザなどを携帯していないことを理由にした賭博の要求。
聞いた話によると多い人で数百万円も取られたのだとか。
治安が不安定なジャカルタでパスポートやビザを持ち歩くのは不安しかありません。
許しがたい警察や役所の腐敗が一刻も早く改善されることを願うばかりです。
⑧水道水は危険
海外では基本的に水道水は飲めません。
大腸菌含有量が多く肝炎などを引き起こす場合があるようです。
また食中毒についても注意したいところ。
衛生管理が日本と全く異なるため、レストランで食事をする際も必ず飲み物を注文するようにしましょう。
まとめ
ジャカルタの治安についてお伝えしてきました。
日本では考えられないようなデモや食中毒が頻繁に起こっています。