
数多くある日本の美術館でも圧倒的な人気を誇る国立西洋美術館。
その本館は、世界文化遺にも登録されるなど海外からも注目を集めています。
本記事では、日本が誇る国立西洋美術館の歴史や展示されている作品などについてご紹介していきます。
重要文化財にも指定されている国立西洋美術館
東京都の上野公園の中に位置する国立西洋美術館の本館は、世界遺産に登録されていて連日、日本人・外国人問わず多くの人が、作品を鑑賞するために、国立西洋美術館に訪れます。
そんな国立西洋美術館の本館は、スイス生まれの国際的な建築家、ル・コルビュジエによって設計されました。

ル・コルビュジエによって設計された国立西洋美術館の本館は、1998年公共建築百選に選定、2003年には日本のモダン・ムーブメントの建築に選定されました。
さらに、2007年には重要文化財に指定され、2009年には前庭や園地が国の登録記念物に登録されました。
名称:国立西洋美術館
住所:〒110-0007
東京都台東区上野公園7番7号
開館時間:9時30分~17時30分
金・土曜日 常設展・企画展とも20時まで
休館日:毎週月曜日および年末年始(12月28日-翌年1月1日)
※月曜日が祝日または振替休日の場合は開館、翌日休館
国立西洋美術館の歴史
国立西洋美術館の本館は、スイス生まれの国際的な建築家、ル・コルビュジエによって設計されたことがわかりました。
では、一体誰が国立西洋美術館の建設を始めたのかを探っていきましょう。
国立西洋美術館が設立された背景には、川崎重工業株式会社(当時は、株式会社川崎造船所)の松方幸次郎が深く関係しています。
神戸市立博物館で、松方コレクション展。その昔、松方幸次郎が買い集めた絵画の大部分は焼失または散逸してしまった。(フランス政府に接収されたものだけが戦後返還されて上野の国立西洋美術館になった。)その散逸した絵画の一部を集めた展覧会。松方の途方もなく大きい夢の一端がうかがえる。 pic.twitter.com/VMi6dGwkQi
— Sakaiya / 堺屋七左衛門 (@sakaiya) November 3, 2016