
あなたは自分が会社を退職した時に、いくら退職金がもらえるか把握していますか?
実は、退職金と一口に言っても会社によって制度や金額は全く異なってくるのです。
そこで本記事では、退職金とはどのような仕組みなのか、退職金がもらえない会社の場合は、どうしたら良いのか、ご紹介していきます。
会社によっても異なる退職金の仕組み
どのような会社に勤めていても、退社する時にもらえると思ってしまいがちな退職金ですが、実は法律で定められらものではなく、会社の裁量によって制度が全く異なってくるのです。
と言うことは、仮に会社を退職した時に、退職金がもらえなくても全く違法ではないと言うこと。
そんな退職金には大まかに分けて、「退職一時金制度」や「企業年金制度」、「前払い制度」があります。
退職一時金制度とは、会社の退職金規定によって支払われる退職金制度で、一度に一括して退職金がもらえる制度。
企業年金制度は、「確定給付年金」、「確定拠出年金制度」、「厚生年金基金」などと一括りにされることもある退職金制度。
退職後にある一定の金額を年金としてもらえる制度です。
もらえる期間は、退職後の一定期間や生涯に渡ってなどと、様々。
前払い制度とは、会社を退職してからもらえるのではなく、社員として働いている時に、毎月の給料やボーナスに退職金を上乗せして、もらえる制度。
退職金制度も企業によって差が大きいが、会社選びの際に全く知ることができない。たとえばトヨタ自動車の社員が勤続20年、40代半ばで自己都合退職すると、退職金は減額率50%で、約800万円しかもらえない。裏では約1600万円を天引きされて積み立てているが、半分没収。
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) December 29, 2010
退職金の規定は会社によっても様々ですが、主に退職後にもらえる制度と、毎月の給料に上乗せしてもらえる制度などがあることがわかりました。
それでは一体、退職金を実際のもらえる会社の割合はどのくらいなのでしょうか?