
「こんな時間に食べると太るよ」
夜食を食べようと思った時、こんなことを言われた記憶はありませんか?
夜遅くなってのからの食事は、
太る
と言われていますよね。
では、どうして夜遅くの食事は太るのでしょうか。
この通説は、世間で広く伝わっているだけに、やはり夜食はできるだけ控えたい…。
ただ果たして、本当にそうなのでしょうか?
夜に食べることと、太ることとの因果関係がよく分かっていないまま、闇雲に信じていたように思います。
そこで当記事では、太る原因となる、食事と食事時間の関係について調べてみました。
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夜食を食べると太る理由
さて、まずは夜食を食べると太りやすい…
と、言われる理由について、見ていきましょう。
- 午後6時以降になると身体の代謝が落ちてカロリーが消費されにくい
- 午後10時以降はBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が増え、脂肪をためるように身体に命令する
夜食を食べると太ると言われるのには、以上のような理由が挙げられます。
簡単に言ってしまえば、
朝食は、食べた後に活動することでカロリーが消費されます。
しかし、夜は代謝が落ちる分、消費されずに脂肪として吸収される
…と思っている方が多いということでしょうね。
この話は理にかなっていますし、身体がこういったサイクルとなっていることも間違っていません。
さて、ここで問題となるのは、この太る定説が本当なのかどうかです。
仮に本当なのだとすれば、
「飢餓に苦しむ地域の人々は、少しでも脂肪分をためようと、貴重な栄養分となる食事は夜に摂取するはずではないのか?」
「深夜に帰宅して、深夜にご飯を食べる人は全員太っているはずでは?」
という疑問が生まれてくるわけです。