
甲子園という夢を果たせずに、丸山泰資投手の高校生活は幕を閉じたのです。
その後、丸山泰資投手は東海大へ進学。
2年生の頃には3勝を挙げ、東海大の全勝優勝に貢献
しました。
また、先発に転向した3年生の春には、ベストナインを受賞!
この3年生の時に、後述の
完全試合
を達成するのです。
この完全試合後、少しずつ注目されるようになった丸山泰資投手は、2016年のドラフト上位候補とも言われていました。
しかし、4年生という大事な時期に、
丸山泰資投手は肩を怪我!
これによって投球フォームが不安定に…。
結果、評価を落とすこととなってしまい、中日がドラフト下位となる6位で指名することで、丸山泰資投手は、プロ野球選手への道を進むこととなったのです。
ただ中日は、丸山泰資投手を6位指名という下位での指名にはしたものの、東邦高校時代から追いかけ続け、
「丸山が6位まで残っていたのは大きかった」
と評価しています。
また、2016年のドラフトでは、5位で東邦高校の後輩・藤嶋健人投手も入団しています。
丸山泰資投手と藤嶋健人投手の東邦出身ルーキーコンビで、2017年の中日ドラゴンズを盛り上げてほしいですね!
丸山泰資の完全試合
丸山泰資投手が、野球ファンの間で有名となったのは、2015年5月3日の日体大戦のことではないでしょうか?
丸山泰資投手はなんと、この試合で、
完全試合
という偉業を達成しました。
東海大学では、上田次朗(元阪神)投手以来、46年ぶり2人目の快挙ということで、各スポーツ新聞のネットニュースでも、大きく取り上げられました。
完全試合とは、エラーなども含めて、相手に一つも塁に歩かせることなく、27人のバッターを全てアウトにすることです。